松江協会の紹介

2024年8月5日

松江地域介護支援専門員協会の紹介

会長挨拶

松江地域介護支援専門員協会
会長 井上 龍一

 平素は当協会活動に格別のご理解とご協力を賜り、ありがとうございます。さて、令和6年度総会をもちまして会長に就任いたしました。これまで4期8年にわたり大変多くの功績を残されました岡田前会長の後を引き継ぐ重責を感じておりますが、誠心誠意、協会の円滑な運営と発展の為、力を尽くしてまいります。

 さて、介護保険制度は2000年に施行されて以降、現在では高齢者の介護に無くてはならないものとして定着・発展してきました。令和6年度介護報酬改定では、(1)地域包括ケアシステムの深化・推進、(2)自立支援・重度化防止、(3)良質なサービスの提供、働きやすい職場づくり、(4)制度の安定化・持続可能性の確保などが重点項目として示されています。国は2040年を展望し、誰もがより長く元気に活躍できる社会の実現として、多様な就労・社会参加、健康寿命の延伸、医療・福祉サービス改革などを新たな政策課題とし、継続課題として給付と負担の見直し等による社会保障の持続可能性の確保を掲げています。
松江市においては、令和4年に高齢化率は30%に達し、高齢者人口はピークを迎えました。今後、生産年齢人口の減少が見込まれることで更なる高齢化率の上昇、それに伴う医療・介護ニーズの増加や、高齢者等のニーズの多様化が予想されています。

 松江地域介護支援専門員協会では、令和6、7年の今期2年間について「人を支える、利用者、その家族を支える~ケアマネジメントの根底を振り返る~」を活動テーマといたしました。職能団体の役割として、専門知識と培った経験を活かし、地域の医療・介護の課題やニーズに応じた支援を提供すること、以下の方針で活動してまいります。
 
【情報発信と啓発活動】他団体と連携し、介護保険制度の啓発、他制度への理解も深めることで、地域全体の福祉の向上を図ります。
【専門職の育成と支援】島根県協会と連動しながら、研修会の企画、研鑽の機会を提供し、介護支援専門員の専門性の向上を支援します。
【地域全体の連携強化】地域の他機関、関連団体、施設や行政等と連携を通じて、地域包括ケアシステムの要として介護支援専門員が活躍できる支援体制を整えます。
【政策提言と制度改善】地域での実践の中で得た知見や課題を基に、地域特有のニーズや課題を把握し、地域や関係機関等に対して提案、政策提言を行います。また、島根県協会と連動し、日本介護支援専門員協会への提言を行います。

 職能団体として、松江地域の介護支援専門員が活躍できる、働きやすい地域づくりを支援します。変化する社会への対応が求められる時代です、時には厳しい状況もあるかもしれませんが「チームまつえ」で共に学び、研鑽し、繋がりましょう。皆さまが元気で、笑顔で。人と人、人と社会を繋いでいく地域の要となりましょう!

松江協会役員の紹介(令和6・7年度)

役職名 氏名
会長 井上 龍一
副会長(相談役) 岡田 昌治
副会長・制度調査 糸川 眞由美
副会長・広報 森脇 あゆみ
副会長・研修 小松 章平
制度調査部長 稲田 政雄
制度調査 中島 文
制度調査 高橋 千代久
制度調査 青山 善一
研修部長 田中 直文
研修 高橋 真利子
研修 菅井 亜衣
研修 佐草 遥平
研修 黒田 美由紀
広報部長 大津 孝史
広報 飯塚 紀子
広報 大屋 悟勇
広報 入江 信一
事務局長 佃 眞理子
事務局・会計 横井 裕子
事務局 山田 真知子
監事 飯塚 紀子
監事 高橋 真利子